「過去最高のモチベーションで」青森山田がプレミアリーグEAST初栄冠

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「過去最高のモチベーションで行け。」

青森山田高校黒田剛監督は、選手達にそう発破をかけピッチに送り出した。引き分けでも高体連としては史上2校目となるプレミアリーグEAST制覇の栄冠に輝く青森山田イレブンは、この言葉を胸に、決して引くことなく勝利を追い求めた。

 

高校生年代最高峰の高円宮杯U-18サッカーリーグプレミアリーグEASTの最終節が2016年12月11日行われ、FC東京小平グラウンドで行われたFC東京U-18対青森山田高校は、首位・青森山田が、2位・FC東京との直接対決を1-0で制し、見事プレミアリーグEASTの頂点に立った。

高体連のプレミアリーグEAST制覇は、2013年シーズンの流通経済大柏高校以来2校目となる。

 

 

 

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(青森山田メンバー[写真]=鈴木蹴一 )

 

 

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(FC東京U-18メンバー[写真]=鈴木蹴一 )

 

 

天王山となった最終節は、優勝決定戦の名に違わぬ激しい一戦となった。

後半85分に交代出場の佐々木快(19)がペナルティエリア内で倒されPKを獲得。何度も見せたガッツポーズが、この一戦に賭ける思いを表していた。そして、このPKをジェフ千葉内定の高橋壱晟(10)がきっちり決め先制した。

FC東京は逆転勝利が優勝の最低条件であり、この時点で2点の得点が必要となった。後半31分から出場しているU-19日本代表候補の久保建英(41)も必死に前への推進力を強めるも、青森山田GKで来季FC東京へ内定している廣末陸(1)を中心とした青森山田の堅いディフェンスを最後までこじ開けられず、1-0で終了のホイッスルが吹かれた。

 

 

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(先制のPKを決めた高橋壱晟[写真]=鈴木蹴一 )

 

 

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(FC東京内定の廣末陸[写真]=鈴木蹴一 )

 

 

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(鳴海vs蓮川[写真]=鈴木蹴一 )

 

 

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(FC東京・久保建英[写真]=鈴木蹴一 )

 

 

黒田監督は試合後、

『過去最高のモチベーションで行け』と言っていたし、ここでやれなかったら何のためにやってきたのか。過去17節やってきた積み上げの上に、こんな素晴らしいステージでできる。これを無にすることがないように、絶対に後悔することのないようにと送り出しました。

クラブと高体連というところで、互いに日本のサッカー界を発展させていたかなければならない。技術的なスキルでいうとクラブの方がすごく上手でというのは否めないところはあるんだけれど、サッカーというのはそこだけじゃなくて。チーム力であったり、みんなのモチベーションであったり、24時間365日どのように過ごしてきたか、取り組んできたか、ピッチ外の勝負で勝つことによって、ピッチ内での勝負を左右すると思う。だから我々もそこを信じてずっとやってきているチーム。

雪国のそういう辛い想いをもちながらピッチの中でそれが表現される、そんな思いのあるチームとして高体連をリードしていかなければならいないし、そういう責任を感じてやっているので、こういう時期にこのタイミングで高体連が優勝出来たっていうことは、全国の高体連にとっても励みになると思います。」

と喜びを語った。

 

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(青森山田・黒田監督[写真]=鈴木蹴一 )

 

 

頂点に立った青森山田は、プレミアリーグ真の王者の座を掛け、プレミアリーグWEST覇者のサンフレッチェ広島F.C.ユースと12月17日にチャンピオンシップを戦う。

 

 

▼メンバー

FC東京

GK

波多野 豪(1)

DF

坂口 祥尉(2)

蓮川 壮大(5)

岡崎 慎(6)

長谷川 光基(23)

MF

鈴木 喜丈(4)

生地 慶充(7)

伊藤 純也(8)

内田 宅哉(14)

平川 怜(42)

FW

半谷 陽介(11)

 

青森山田

GK

廣末 陸(1)

DF

小山 新(3)

橋本 恭輔(4)

三国 スティビアエブス(5)

小山内 慎一郎(13)

MF

住永 翔(6)

郷家 友太(7)

嵯峨 理久(8)

高橋 壱晟(10)

檀崎 竜孔(27)

FW

鳴海 彰人(11)

 

 

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